学芸物のCDでは、感情豊かに演じてみたり、おどけてみたりしながら歌われている遊び歌をよく耳にします。そして、上野さんが そういうことをやると、文句無く楽しくて、童心に帰ってワクワクしてしまうのです。
これって、歌が上手いとかどうとか以前のポイントのような気がします。上野さんの場合は、目の前のマイクに向かって歌われているというよりも、子どもと向かい合って一緒に歌われているような、そんな感じがするんですよね…。
こおろぎ’73が歌う遊び歌も然りなんですが、なんだかこう…一緒に遊んでもらっているような気になってくるんです。私としては、そういうところが嬉しいんだなあと思いました。
それにしても…凍ったタコを ここまでグニャグニャに溶けさせることができるのは、上野さんしかいないです(笑)
歌/岡崎裕美、上野博樹
作詞/阿部直美 作曲/阿部直美 編曲/若松正司
(1986)「阿部直美のベストヒット手あそび歌あそび3」 COCG-15160