第2部は毛色が変わって、『YAGIBUSHI』から始まりました。インストルメンタル、吹奏楽用のスコアをもとに田尻さんがアレンジされたそうです。 客席は岸さんから手拍子を依頼されたので私は岸さんに合わせて手をたたきました。
ここで突然、岸さんの先導でプログラムに載っていない『森のくまさん』を輪唱することになりました。今人の皆さんが順に歌って、客席が繰り返すのですが、ドリフのコントのように岸さんが何度もストップして、そのたびに最初から歌わされます(^^; 最後までいくのかなぁ?と心配でしたが、岸さんに止められないように頑張って歌い、とても楽しかったです。岸さんは「すごい良い声の人がいるんだけど」と言って客席を探されたり、石倉さんのマイクが入ってなかったり、結構ドタバタで、やっぱりドリフのようでした(^^;
で、最後まで歌いきってから、客席側から撮った動画を今人のyoutubeチャンネルにアップすることの同意を求められました。なるほど!そういうことだったのですね。大変面白い企画だと思いました。「今人はっぴょう会」に参加した良い記念になるね!と我々は喜びました。
続いてご当地ソングの『前橋ブルース』
田尻さんの深い解説が面白かったです。田尻さんのリードに佐藤さんのハイトーンコーラスが入りました。岸さんはタンバリンでした。
もう1曲ご当地ソング『東京ブギウギ』は佐藤さんでした。気持ちよさそうに歌われていて、こちらも手拍子で参加し楽しませてもらいました。間奏では各楽器が順に目立つ構成になっていてかっこよかったです。
この後、またもや突然に「岸さんのカラオケ教室」が始まります。前回やろうと思っていたけど時間がなくて先延ばしになっていた企画です。しかし、今回も時間が押していたようで、始まるかと思ったらまず「宿題出します」と言われました(^^; 「ビブラートの取得の仕方」というのを1年間練習しておくようにとのことでした。「2~3分時間をください」と練習方法を大急ぎで教えてくれました。「これを1年間やってきてください」「これでビブラート完成です」と大変簡単なことのように言われました(^^; これは和田昭治先生直々の教えだということで、岸さんもヤング101でそうやって練習されたのでしょう。1年後にテストがあるかもしれません。がんばります。「やんなかったから来なかった、というのはナシですよ」と岸先生が言われて、「カラオケ教室その1~便利なビブラート編~」は急ぎ足で終了しました。「ビブラート」の次は「アクセント」を予定しているそうです。
「こんなに喋った後で声でるのかな」と言いながら、次は岸さんの『襟裳岬』でした。 気のせいか、いつもよりビブラート多めに聞こえました。こぶし!?
『恋に落ちて』
前奏がとてもきれいでした。千鶴さんの声もきれいでした。岸さんと佐藤さんの「うー」コーラスが入りました。
佐藤さんが急にイントロクイズを始めたので、演奏がスタートしたと思った」田尻さんが焦るというコント?の後、『花の首飾り』が田尻さんとの出会いだったというお話がありました。佐藤さんと田尻さんが高校の同級生で、校内放送で流れたこの曲がきっかけで音楽の話をするようになったそうです。田尻さんの家に通い一緒に演奏したり歌ったりするようになった青春時代のお話は、今人で一緒に活動している原点となるとても興味深い内容でした。ほぼ70代だという今人のみなさんそれぞれの音楽との出会いにも興味があります。また機会があったらお願いします。
『この広い野原いっぱい』千鶴さんのリードでしたが、キーボードでなくギターを弾かれたので驚きました。色々できてすごいなぁ。2番は佐藤さんとユニゾン、3番からはハーモニーという構成になっていて盛り上がりました。岸さんはタンバリンでの参加でしたが、真ん中の私から見えない場所に移られたのは、ドラムの遠山さんがカホンの演奏にシフトしたからでした。私から逃げているわけではありませんでした。
最後は田尻さんの『め組のひと』
一緒に「めっ!」とやってくださいね、と客席に決めポーズをするよう誘ってくれました。楽しかったですが、途中で後方から「おひねり」が飛んできて驚きました。演奏の皆さんも驚いていたようです。結構な数飛んできてましたが、終わったかと思った頃にまたいくつか飛んできたり、それぞれ包んでいる紙の材質が違っていたり、素材もサプライズも手作り感たっぷりでほほえましかったです。お客さんの中にいらっしゃる同級生が組織的に行ったんじゃないかな?そういえば休憩時間にコソコソ何かを伝達している人を目撃したわ!と思い出しました。中には何が入っているのでしょう?おひねりと言えば小銭なのでしょうが、少し大きいようにも思い、お菓子かも?とか思ったりしました。私たちは一番前の席にいたため、コントロールがいまいちな方のおひねりが仲間の後頭部直撃したらしいです。それなりの衝撃だったようですが、やっぱりお金なのかなぁ。そして、最後のおひねりが飛んだ後、突然「終わりました~」となりました。
大急ぎで客席からの「アンコール」、それを受けて岸さんから1曲歌う前にということで「来年までにビブラートを習得するように」と念押しがありました。近隣にお住いの方は岸さんに出会ったら質問していいそうです。
そして、アンコールに答えての1曲は『ガッチャマンの歌』でした。これは我々アニソンファンに応えてくれたのかと嬉しかったです。岸さんのガッチャマンは爽やかでしたね。一般的にも世代的にも他のお客さんも十分ご存知の曲で盛り上がっていました。私たちは子どもコーラス部分を客席で一緒に歌わせもらいました。感激!
終演後、ロビーで今人の皆さんと同級生だという方とお話しする機会がありました。てっきり「おひねり実行部隊」の方と勘違いし、中身が何なのかを尋ねましたが、違ったようで失礼しました。同級生の女性は、岸さんファンだという私たちの中に30前後の若者がいることに興味をもたれていたようです。そこへ現れた岸さんがおどけて、私たちのことを「オレの追っ掛け」と説明されました。嬉しかったです。これからも追っ掛けさせてくださいね。
その後、岸さんを追っ掛けて色々なお話を伺い、前橋泊メンバー6人は翌日の昼食に岸さんお勧めの海鮮が美味しい定食屋さんに行くことにしました。これが本当に新鮮で豪華でリーズナブル!!お刺身の種類も多く、関西ではあまり聞かない魚もありました。岸さんがいつも選ぶのはアジフライとお聞きしていたので、アジフライを単品で頼んでみんなで分けました(^^; 6人で分けても大丈夫なくらい肉厚で大きく、身はフワフワでしっかり魚の味がしました。岸さんを虜にしていることに納得です。群馬に来てまさかの海鮮でしたが、とても美味しくて、また絶対行きたいと思うのでした。でも、去年教えてもらったハンバーグ店もたまらなく美味しかったので今から悩んでいます。
以上、前橋グルメレポートでした。