2024年第12回「今人はっぴょう会」感想 ①

ミーハー感想担当のみいです。

11月17日、日曜日、今年も「群馬県生涯学習センター」を訪れました。東京駅でファン仲間と合流。2018年の発表会以来のotomiさんと再会!! 昨年ご一緒したBさんと、今年初めて参加されるお友だちと合流。

開場の少し前に岸さんが顔を見せてくださいました。今年も「おひげの先生」でした!ビリビリビンケンブン♪

昨年、若いこおろぎファンBさんを岸さんに紹介でき、現役時代を知らないファンの存在に驚いてもらいました。今年はさらにBさんと同世代のお友達3人が参加。「こおろぎ’73の歌声は引退後もたくさんの人を楽しませてくれている!」私は自分の手柄でもないのに、なんだか誇らしい気持ちでいました(笑)

会場の多目的ホールに入るとすでにお客さんが会場いっぱい! 6年ぶりに参加のotomiさんがお客さんの多さに驚いていました。

後から聞くと75名くらいだったそうです。驚いていると、岸さんから「皆さんを引くと65名」と言われました(笑) 確かに、今回私たちのグループは9名いました(^^;

私は隣の初参加のTさんに「何の歌からこおろぎファンになったのか?」など質問攻めしながら開演を待ちました。

代表の石倉さんから発表会が12回目になるという挨拶があり、「この12年、進歩したものや退化したものが…」という話。「退化」にちょっと共感して笑ってしまうアラ還の私でした。日々、退化していて、感想を書こうにもなんだか記憶が定かではありません(^^;

今人の皆さんは、研鑽を積まれているからか、退化を超えて進化されていると感じました。お客さんが増え続けているのがその証拠でしょう。

まずは恒例の加山雄三ソングから始まりました。岸さんのリードです。
『夜空の星』
佐藤さんの下ハモが入り良い感じでしたが、少し楽器の音が勝ってボーカルが聞こえにくかったのが残念でした。途中からバランスが改善されていたように思います。「加山雄三」「グループサウンズ」「ビートルズ」が今人の三本柱だということです。

次はビートルズの『HELP!』
ビートルズと言えば田尻さんだと思ったのですが、今回は佐藤さんがリードを歌われました。歌うにあたって田尻さんに許可をもらったそうです(笑)やっぱりビートルズに関しては田尻さんが一目置かれているのですね。岸さんはコーラスでした。「ア~」コーラスが聞けたのは嬉しかったです。出だしに崩れたところはあったけど、他はとても素敵なハーモニーでした。佐藤さんのリードも良かったです。

ここで突然、岸さんから「私の一番の課題」が語られました。なんだ!?と思いましたが、どこでメンバー紹介を入れるかということでした(笑)

まだ早いか、ということで岸さんの歌になりました。
『SACHIKO』を歌われたのですが、「非常にお世話になっている」とおっしゃっていました。この歌の「SACHIKO」さんは妹さんなのかなということでした。岸さんの歌は非常に優しいお兄さんでした。

田尻さんの『よろしく哀愁』
郷ひろみや歌詞についての解説が面白かったです。歌もノリノリでした。岸さんはタンバリンを担当されました。

そして、ついに岸さんが気にされていた「メンバー紹介」に入りました。
去年から始めて、「7年かかる」と言っていた「ひとりずつ紹介するコーナー」です。まず去年紹介した浅見正和さんの復習で「鉄オタ・ダムオタ・マンホールも」と紹介されました。そして、今年(岸さん曰く)「やり玉に上がった」のは、キーボードの浅見千鶴さんでした。「今人の女帝」「千鶴さま」だそうです。岸さんの言葉ですよ(^^; 紅一点ですから強くなくてはね。かっこいいです! キーボードの練習を独学でがんばっているそうで、岸さんの話から練習熱心で努力家でいらっしゃるという印象でした。また、ご夫婦で長く同じバンドで活動されているというのは、同志という感じで羨ましく思いました。次はどなたでしょう。楽しみです。

『We’re All Alone』は岸さんと佐藤さんのデュオでした。ソロとコーラスではなく、それぞれの声の特徴を活かして同等に歌うデュオ目指したということでした。演奏だけでも大変なのにさらに上を目指しておられることが伝わってきました。もっと良い感じになりそうなので、もう一度聴きたいです。

佐藤さんは岸さんの顔を見ながら歌っておられて、デュオって感じでしたが、岸さんはあまり目線をあわせることなく、照れ屋さんに感じました。

『DIAMONDS』は千鶴さんでした。演奏は今回の練習で一番大変だったそうです。リズムが難しそうでした。千鶴さまは「プリプリは踊りながら歌っていたけど、それはやりません!」と宣言されました。客席に向かって「よろしく!」と言われたので、これは同級生が踊るのかもしれないと後ろを振り返ってみましたがハズレでした。昨年、千鶴さんの歌の時にお客さんが踊っていたと知ったので、またあるかもしれないと期待していたのです。来年も楽しみにしています。

『TRUE LOVE』
佐藤さんのソロでした。似合っていました。千鶴さんからのリクエストで歌ったということでした。この解説の時に思ったのですが、佐藤さんは地声も素敵ですね。良い声です。この歌は岸さんが下ハモでした。とても安定していました。そして、佐藤さんとは目を合わせない岸さんがドラムの遠山さんとはよく目を合わせていることに気付きました。何か合図でしょうか。

次の『TSUNAMI』のことを岸さんは「素人バンドの禁じ手」と言われていると紹介されました。どんなにがんばってもサザンが偉大過ぎるからのようです。これをやることになったのは「女帝の命令」だそうです。岸さんの「TSUNAMI」は意外な選曲でしたが、とても良かったです。佐藤さんの下ハモもきれいでした。それにしても、岸さんへのリクエストが絶対通るなんて、いいなぁ、千鶴さん。

ここで1部が終わり休憩となりました。岸さんから「2部ではみなさんに歌ってもらうから覚悟しておくように」というアナウンスがありました。佐藤さんから「みんないなくなったらどうするんだ」とツッコミが入りました。

ホールから出て行くBさんグループ(4人でコーラスをやっています)のやりとりから、今人のみなさんを将来の目標にしたかのように感じました。みんなも40年後も歌っていてね。こおろぎの歌を歌っていてね。私はもういないけど。


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