今人はっぴょうかい # XI
2023年11月19日(日)
群馬県生涯学習センター 1階多目的ホール
その日は大変良いお天気で、前橋駅に着くと初めてここに来た日は雨だったことを思い出しました。その時一緒だったいつものメンバー(こおろぎ女)は今日はいない。心細さも感じていました。
開場時間の13時より少し前に生涯学習センターに到着、ロビーで気配を消していると、9月に大阪で紹介してもらった関東のファン仲間Bさんが入って来られました。
今回の「親戚でも友だちでもない 勝手に来たこおろぎ’73ファン」は(私の把握している範囲では)3人、急きょ参加できなくなった仲間がいて少なくなった分、私の緊張感は増していました。
Bさんと再会の挨拶などしていると、ふわ~っと優しいオーラで岸さんご登場!
隠れているわけにもいかないと意を決してそのお顔を拝見、「あ!おヒゲのセンセイ!おヒゲのセンセイだ!!」(心の声)
久しぶりに(私の知る限りでは)口髭をたくわえた岸さんがこちらに向かってきてくださいました。岸さん、高い!!見上げる私。
口髭はロマンスグレーではありますが、そのお姿にパンポロリンの「おヒゲのセンセイ」しか浮かばず、逆に昔の岸さんのような錯覚が。(惑わされています)
まぁまぁのパニックになりながらも初参加のBさんを紹介、席を外していたGさんも戻ってきてご挨拶。
岸さんは公演前にもかかわらず、私たちと少しお話ししてくださいました。
緊張感をほぐしてくれるような優しい語りかけにホッと安心するあまり、小心者のクセに厚かましい私が発動され、岸さんの優しさのすべてをいただこうとするような遠慮のない会話、同行のおふたりは驚いていたかもしれません。
そのうち開場時間となり、恒例の「今人メンバーのどなたの関係者なのかわかるようにメンバーのお名前に丸をつける受付」が始まっていました。
そういえば、今回「こおろぎ」って項目はなかったような…見落とした?
あったらそこにチェックするべきたったのでしょうが、受付の方からも岸さんに丸をするよう促されてそうする。初参加のBさんに「岸さんでいいんだよ~」的なことをいいながら。私もすっかり慣れたものである。
そして会場のホールに入ると、厚かましい私は当たり前のように最前列に座りました。最前列は空いていましたが、スタッフのカメラやレコーダーがセットされていました。それらの邪魔にならないように事前にお許しをもらっていた我がチームも記録準備に取り掛かりました。
最前列が空いていたとはいえ、見渡すと開場時間すぐにしてまあまあ満席。これまで3回参加したことがあるのですが、こんなに一杯だったかなぁ?と思っていました。
後から聞くと今回はこれまでで1番の大入りで用意したプログラムが足らなくなったそうです。やっぱりそうですよね。満員でした。
その二つ折りのプログラムに今回は1枚のお知らせが挟んでありました。演奏の間に岸さんからその説明がありました。
お知らせにはQRコードがあり、そちらを読み込んで必要事項を送ると今人からいい物(お知らせ)が届くそうです。今人のDX(デジタルトランスフォーメーション)だとか。今後はホームページを作りたいという話もありました。
前回、5年前に参加させてもらった時も思ったのですが、現在70歳を超えたメンバーがほとんどのバンドなのに、どんどん新しいことを取り入れて行こうとしている姿に感心しました。演奏や歌にもチャレンジ精神が感じられるステージでした。そういうところもファンを増やしているのだと思います。
続く