宮沢勝之さんコンサート・ライブ ~会場みんなで大合唱~
岸さんを通じて、これまで知らなかったアーティストの音楽を聴くという機会にめぐり合えたのは、これで2回目でした。私は、フォーク・ソングのライブに行くことは初めてだったので、かなり楽しみにしていました。
宮沢さんは、体全体を使って、心温まる…あるいはホロッとくるようなメッセージ・ソングを強く優しく歌い上げるような、そんな歌手に思えました。
歌の合間のMCも面白くて、印象的な言葉が今でも頭の中に残っています。
例えば「この広い世界の中で、こうして出会った私たちの縁を、一方的に切ってはいけません」
これって、アーティストの方が言うからいいんだけれど、ファンがアーティストに向かって言ったら、ちょっとストーカー入っていそうで怖いかなと思ってしまいました(笑)<その笑いが怖い
それから、「この歌には、同じ歌詞が何度も何度も繰り返し繰り返し出てまいりますので、一緒に歌っていただけたら…」
他にも、もっともっとハートフルなメッセージがあったというのに、よりにもよって、この台詞!
本当に何回も同じフレーズが出てきて(というより、これでもかと繰り返しを入れて)、一緒に歌っているうちに覚えてしまうという すばらしい洗脳方法を体験できてしまったんで、印象にも残るというものです。
最後、花束を受け取った宮沢さんは、さらにアンコールに答えて「夢」(…でしたっけ?)と、社長さんからのリクエストで「陽気に生きようこの人生をさ」を歌われました。「陽気に生きよう~」は、さっきも一緒に歌ったばかりの歌だったので、会場みんなで大合唱。×おろぎ’03も舞台にあがって盛り上がったのでした。
再登場した さとさんは、顔も腕も、シャツと同じくらいピンクに染まってましたっけ…。<ビールのせい
最初は控えめに歌われていた×おろぎ’03のみなさんでしたが、何度もサビ部分を繰り返すうちに どんどんノッてこられて、さとさんなんか、頭上で手拍子打ちつつ、熱唱されていました。私も、もうスッカリ昔から知っていた歌のように歌いまくりました。(初めて聞く歌の旋律や歌詞を、すぐに真似て歌うというのは、とても集中力のいることなんですね。私は付いていくのに必死でした)
そして…、そのフレーズがいつの間にやら、頭の中に入れておいた「道草のうた」に上書きされてしまったというわけです。
でも、楽しかったから、いっか。
「カエルのうた」効果で(?)、店内の空気を震わせるような大合唱になって、こんな大勢でひとつの歌を歌ったことなど久々だった私は大感動でした。
「陽気に生きようこの人生をさ」のサビなら、今だってちゃんと歌えます(エヘン)
「蛇足」
ところで、ずっとずっと気になっていた「×おろぎ’03」の読み方なんですけど…、社長さんも宮沢さんも、×おろぎ’03のみなさんも、み~んな「こおろぎ」と仰ってました。
表記が変わろうと、年号が変わろうと、こおろぎはずっと こおろぎでいいのだと、勝手に納得しました。私も普段は「こおろぎ」と呼んでます。
ただ、文章入力上は、単語登録してある影響で「こおろぎ」と打っても「こおろぎ’73」と変換されるんですけどね~。