ヤング101 復活コンサート リハーサル ①

2003年10月21日

 当日、シアターコクーン前で待ち合わせた こおろぎ女3人は、いろいろ持ち寄った こおろぎ’73グッズを、コインロッカー73番に押し込んだ後、午前中に渋谷一周ツアーを行いました。
 そして、かなり余裕を持ってシアターコクーンに戻って来て、Bunkamura内をウロウロしていました。
 コクーンのロビー入り口付近では、「明日に架ける橋」のチラシを見つけ、いただいてくることができました。かなり上質の紙を使われていて、しっかりした物でした。たくさん記載ミスのあったのが残念ですが、それをネタに時間をつぶすことができました。
 それでもまだ時間が余っていたので、Otomiさんとデューク・エイセスの話で盛り上がってしまいました。他のサポーターの方たちが、これから始まるリハーサルに胸ときめかせて集まってきている中、なんだか違う方向でテンションをあげる二人…。でも、いいんです。デューク・エイセスの創始者、和田昭治先生が、今回のコンサートの音楽・歌唱指導をされていたのですから。

 さて、ロビーでは中の様子がモニターに映し出されていました。はからずも、代表曲(と言い切っても良いと思ってます)の「涙をこえて」が歌われているところでした。そのリハの時の歌は、これまでに聞いた どの「涙をこえて」よりもテンポが遅かったです。(…って、私は、そんなにたくさんのバージョンを聴いたことあるわけじゃないんですけどね) なんだか、すごくモッタリして聞こえたので、「あれ~?」と思ったんですけど、スピーカーを通して聞こえてくる音声だし、まだ本番じゃないのだから…と、自分にツッコミを入れておきました。
 私はモニター画面よりも、その画面を見つめるサポーターの方々を見ていました。食い入るように見つめる人あり、踊っている人あり…。その様子を見ていて、ようやくコンサートに来たんだという実感がわいてきたのでした。

 さてさて、ホール内に入る前の注意事項(カメラ撮影はできるけれども、フラッシュは厳禁…とか、拍手や声援はしないように…とか、そういうこと)を聞いた後、ホールに入れてもらうことができました。
 私たちはBL席(左側中二階席)の後ろの方に着きました。
 ところが、ワクワクしながら舞台上に目をやり、そこで私は初めて気付いたのです。サッパリ見えないということに(汗)
 今回、私は間が悪いことに、コンサートの2週間前ぐらいから目を悪くしてしまっていたのです(ウィルス性結膜炎) で、その治りかけの、角膜に付いた傷のせいで目がすりガラス状になっていた時期に、ちょうどコンサートが当たってしまったのでした。おかげで、ライトは眩しいわ、スモークでさらに霞んで見えるわ…。サポーターのお手伝いにも参加できなくなってしまったのでした(人に移しちゃいけないから)
 でも、考えようによっては、真っ赤に充血した目と、パンパンに瞼とリンパ腺を腫らした顔で行く羽目にならなくて済んだのは幸いだったかもしれません。(誰? 元々腫れたような顔だって言ってるのは?) いやいや…行くことさえ無理だと思っていたので、東京まで行けて、生で聴けただけでも幸せなことだったんですよね…。

 そんなわけで、舞台上の誰が誰なのか、さっぱり分からなかったんですが…でも、岸さんだけは分かってしまいました! 岸さんが一番背の高い方で良かった。それに、どことなく独特の雰囲気を漂わせていらっしゃるので、つい、目がそっちにいってしまうのです。(こおろぎ女を引き寄せる何かがあるにちがいない) おかげで、ピンボケな視界の中ででも、見失わなくてすみました。
 逆に、まきさん属するテナー集団は、背格好の似た方が多いせいで、もう何がなんだか分からないぐらい同じ人に見えました。だけど、後にTV放送があるらしいという噂は聞いていたので、「今は見えなくても、後でTV画面で見ることができる」と思うことで、少しは救われたのでした。


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