ディズニーたいそう パート1

冒頭、ヒーロー物のような勇ましい雄叫びからはじまります。
ミッキー発進! レッツゴウ!!!(違)
飄々とした上野さん、ほろ酔い津島さんに比べ、大倉さんが青筋たてて飛ばしているでしょうか…。うるさいシンセの音に負けまいと、頑張っているのかもしれません。それにしても、大倉さんがミッキーを呼んでいる口調は、どれもこれも怖いですってば〜(苦笑)
初めて聴いたときは、「それゆけドナルド」のアヒル部分に大笑いでした。津島さんはドナルドにそっくりです。
そのドナルドから、次の「小さな世界」への雰囲気の切り替えは見事。(津島さんメインの騒ぎから上野さん目立ち気味の旋律に代わっただけとも言う)

「ディズニーたいそう パート1」>「アニメ体操No.3」>「No.1体操」…と、コロコロとタイトルが変わるのは、体操の振り付けが変わったからかもしれません(謎)
元の歌からして、シンセサイザーの音が耳に刺さると思っていたんですが、「No.1体操」になって、こおろぎ’73の歌声まですこし機械じみて聞こえてくるような気がするのは気のせいなんでしょうか? それとも、リマスタリングとかなんとかをしたせい? 合唱団の声も高すぎてキンキンしています。
でも、新バージョンになって良かったこともひとつ。
「デビー・クロケットのうた」の部分を歌う上野さんの声が、元だとシンセの音に埋もれていましたが、こっちは、結構よく聞こえてきます。

こおろぎ’73のディズニー体操シリーズ(全6曲)は、保育士さんを中心に人気があって、すべてまとめてアルバム化されたこともあります。(「ミッキーと踊ろう ディズニーたいそう」(CC-3445))そのアルバムも大好評だったそうですが、5年ぐらいで廃盤になりました。
「ファンタジー★ワールド」(COCX-32142)の解説によると、今でも問い合わせが来るほど反響のある盤らしいのですが、何故か再発売されることもなく、そのうち1曲が録音しなおされ(合唱団の歌声をかぶせて)、オムニバスとして収録されることに…。
なんでだ〜!?!?
反響ある盤は、細々とでいいので、ずっと生産し続けてロングセラーを目指してほしいものです。
っていうか、こおろぎ’73単独オリジナルのままじゃ、何故いけないの?

メドレー
歌/こおろぎ’73
編曲/淡海悟郎
CK-760-DR (1986)

メドレー曲
ミッキー・マウス・マーチ 『ミッキー・マウス・クラブ』
ヨーホー・ソング 『ピーター・パン』
デビー・クロケット 『南部の歌』
それゆけドナルド 『ゴーイング・クワッカーズ』
小さな世界 『イッツ・ア・スモール・ワールド』
ひとさじのお砂糖 『メリー・ポピンズ』

別バージョン
「アニメ体操No.3」
「No.1体操」
歌/こおろぎ’73、森の木児童合唱団
※「ディズニーたいそう パート1」に、森の木児童合唱団の歌声を重ねたもの

「運動会用音楽集 ファンタジー★ワールド」 COCX-32142


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