キャタック・ダンス・プラザ10周年記念ディナーショー ➁

プロローグ  ~とりあえず会場レポート~

 当日、お昼に東京駅に集合した こおろぎファンは全員で6名(Otomiさん、草吉くん、金太郎さん、みいさん、かむいさん、Kaname)。パーティーの話を聞いた当初には参加を迷う人が多かったのに、最終的にはコアな顔ぶれが皆揃っていました。
 その後、品川に移動し、みいさんとKanameの泊まるホテルに全員で潜入して着替えた後、3人ずつに分かれてタクシーで会場へ行くことになりました。朝から小雨がぱらつくようなお天気でしたが、幸い夜にはあがり、濡れずにすんで良かったです。

 会場のニュー・サンノー・ホテルはアメリカ軍関連施設なため、誰でもが中まで入って行くことのできない場所でした。ゲートのところで身分証明書を提出させ、その人物が、前もってキャタックの提出したパーティー参加者名簿にいるかどうかのチェックをするのです。
 さて、無事 全員の確認がとれて、敷地内に入ることができました。入ってすぐも、建物内の様子は全く分からない空間でした。物々しい雰囲気ではなかったけれど、ホテルと聞いて連想するような、ドアマンやベルボーイが待ち構えているところではありませんでした。どちらかというと、コンサートホール脇という感じ? 壁沿いに少し歩いて、一番奥の入り口から建物の中に入り、そこで初めて少しパーティー会場らしくなったのです。
 入り口を入ってすぐのところに受付があり、その横にクロークがありました。劇場やコンサートホールのノリで、普通にコートを預けてしまったんですけど…後になってOtomiさんが「チップ用のお皿があったよね…」って言ってました。そうかー、館内はアメリカそのものだったんですね。IDチェックを受けた直後にも関わらず、中ではアメリカ式でいかなくてはならないという感覚なんて、毛ほども持ち合わせておりませんでした。クロークのお兄さん、ケチな客でスミマセンでした。次があったときにはチップは忘れません。(…こういうところに足を踏み入れること、もう2度とないかも)

 その後、受付にプレゼント交換用に用意しておいた品を渡し、ドリンク・チケットを貰って会場に入りました。壁になんだかやたらデカい絵のある大広間でした。(あれって何の絵だったの?)
 後ろの片隅には大きなクリスマス・ツリー。横の壁際にずらっと料理の乗ったテーブルが並んでいて、前方がステージになっていました。
 ステージ上には、ベルとモミの木の形がライトによって映し出されてました。そして、広間の中央に、8人がけのテーブルが16ぐらいありました。多分。こおろぎファン一行の座ったのが14番テーブルだったので、とにかく、それ以上あったことは確かです。だから、参加者全員含めて、少なくとも120人前後はいらっしゃったのではないでしょうか?
 テーブルには白いクロスの上に、テーブルごとに違うクリスマス・カラーのクロスが掛けてありました。そこに食器類と花とキャンドルがセットされ、それぞれの席にはJ型の棒キャンディーが置かれてました。ちなみに、14番テーブルは赤のクロスでした。

 席に着いた私は、顔見知りの方はいらっしゃらないかな…と、会場をキョロキョロ。だけど、会場の照明は適度に薄暗いし、そもそも、ネット上のお知り合いはHNしか知らない方ばかりなので、結局分かりませんでした。
 開場からショーが始まるまでの間は、自由に飲んだり食べたりしていられました。そうこうしつつ、こおろぎの皆さんは今頃 本番前の打ち合わせをされているのかなあ…とぼんやり考えてました。パーティー前はリハに参加できないほど忙しい日々だったと聞いていたので。だけど、みなさん、少しの間だけ会場に出てらっしゃったのです。そのことは、岸さんから声を掛けていただいて、初めて気付きました。

 そうなんです、またしても、こちらから挨拶に伺うより先に、岸さんから「いらっしゃい」と迎えられてしまったのです。しかも、今回は背後から急襲ですよ(ひゃ~) 頭上から素敵な低音が聞こえてきて、振り返るとそこに、スーツを着た岸さんがスラリと立っているところを想像してみて下さい。卒倒ものですよね! 14番テーブルは、傍目には落ち着いているように見えたかもしれませんが、心の中では「岸さんだ~、きゃ~」と蜂の巣をつついた騒ぎになりました。今回、初めて こおろぎの皆さんに会うという みいさん、かむいさんが、ビュッフェ形式のお料理を調達に行っていたので、慌てて呼びに行く始末でした。(と、状況説明しているKanameは、今 冷静に考えてみると、お料理係も呼び出し係もせぬまま、岸さんのおそばにいたような気がします。<ずるい)

 ふと気付くと、クリスマス・ツリーの横では、津島さんがファンの方と(?)談笑されているし、さとさんが場内を気配を殺して歩いているし!<気付けなかった~
 こうしてパーティーの夜は幕を開けたのでした。


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